写真は真実を伝えるか???


 高橋和夫先生の執筆による放送大学のテキスト『国際政治−新しい世界像を求めて−』(放送大学教育振興会、2000)の中に、湾岸戦争時の「油にまみれた水鳥」の映像やパトリオットミサイル命中の映像が、実際の状況とは別にイメージを形成させてしまう旨を述べている記述があります(p.11〜20)。
 それに倣って?台湾総統選挙後の様子をカメラに収めてみました。
2004年3月21日午前10時過ぎ、総統府前で「阿扁下台(陳水扁やめろ)」のシュプレヒコールを挙げる「連宋配」支持の人たち。道路を埋め尽くして抗議しているように見える。(ピンボケで失礼) 左の写真より少し前で後ろを振り返り、国民党本部をバックに、やはりシュプレヒコールを挙げる「連宋配」支持の人たち。本部前の鐘楼に注目。
右上の写真にあった鐘楼のすこし前から撮影。道路は埋め尽くされていないことがわかる。もっとも、このあと午後から人が増えた可能性はあるが・・・

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